世界で一番すごく高い知名度を誇るカードゲームは、「トランプ」ではないでしょうか。

あ、Qアノンとともにディープステートやカバールと闘ってくれてるトランプ大統領じゃなくてですよ。

 


 

日本でも、家庭に1つはあると思いますし、小さな子どもからお年寄りまで楽しめる、室内でできる遊びの代表と言っても過言ではない場合が多いでしょう。

また、トランプは1人~数人で楽しむことができ、遊び方があるので、トランプ1つで長い時間遊べます。
その中から特に盛り上がる心理戦を楽しむトランプ遊びを紹介します。

 

・ダウト

ダウトは3人~8人で楽しめるゲームです。
手札の中から順番に1枚ずつA→2→3~Kと裏向きで出していき、自分の手札が早くなくなった人が勝ちになります。

「ダウト」として出すカードをバレないようにしたり、他の人の「ダウト」を見破ったり、ハラハラドキドキの連続です。
それでは、ダウトのルールを紹介します。

 

1、ジョーカーは使わないので外しておきます。
親がカードをきって、カードを裏向きにして、左隣の人から時計回りに1枚ずつ配っていきます。

 

2、カードを全て配ったら、親から「1(いち)」と言いながら、手札の中にあるA(1)を、真ん中の場に裏向きのまま出します。

 

3、次に左隣の人が「2(に)」と言って、同じように手札から2のカードを出します。
そして、時計回りに、「3」「4」「5」と続けていき、K(13)までいったら再びAに戻って続けます。
また、カードは1度に4枚までまとめて出すことも可能です。

 

4、このゲームはパスができないので、「6」の順番の時に6のカードを持っていなくても、別の数字のカードを出しながら、「6(ろく)」と言って出します。
この時、ウソをついていることを他の人にバレないようにしましょう。

 

5、他の人がウソをついていると思ったら「ダウト!」と言って、そのカードを表に向けて確かめます。

そのカードがウソだった場合、そのカードを出した人は、場のカードを全て自分の手札として加えないといけません。
逆に、そのカードが順番通りの数字なら、「ダウト」といった人が場のカードを引き取ることになります。

 

6、「ダウト」と誰かが言って中断した後は、その次の数から続けます。
そして、手札が一番早くなくなった人が勝ちとなり、ゲームは終了です。
残った手札の枚数を数えて、少ない順に2位、3位となります。

 

ダウトは、ウソのさじ加減が勝敗を握っています。
攻略法としては、ウソなのか本当なのかわからない表情でいることです。
相手のウソを見破ることも勝利のカギですが、それよりも、自分のウソに気づかれないことの方が勝利を導きます。

また、表情を読ませないために、変顔をするのも1つの作戦です。
ただ、変顔をずっとしているわけにもいかないので、どのタイミングで変顔をするかは難しいところもありますね。

 

このように、ダウトは顔の表情や数字の言い方や間(ま)など、駆け引きの要素が強いので、ホームパーティなど室内でできる遊びとして、みんなでじっくり楽しめます。