加熱式たばこ 増税
2023年10月1日から、加熱式たばこにたばこ税が導入され、1本当たりの税額が5.2円から5.7円へと引き上げられました。
これにより、加熱式たばこの小売価格にも増税分が上乗せされることになります。
「加熱式たばこ」とは、たばこ又はたばこを含むものを燃焼せず、加熱して、たばこの成分を吸引により喫煙し得る状態に製造された製造たばこをいいます。
「加熱式たばこ」については、たばこ税法上、これまで「パイプたばこ」に区分されていましたが、平成30年度の税制改正によって、「加熱式たばこ」の区分が新たに設けられました(平成30年10月1日施行)。
加熱式たばこに係る課税方式の見直しについては、平成30年度の税制改正によって、課税区分の新設等が行われました。
2024年以降に段階的な引き上げが行われる予定で、1本換算で3円程度の増税が予想されています。
具体的には、加熱式たばこの本体税が、現在の1本あたり15円から20円に、たばこ税が、現在の1本あたり10円から15円に引き上げられます。
この増税により、加熱式たばこの価格は、紙巻きたばこと同程度に高くなります。例えば、現在1箱500円の加熱式たばこの場合、増税後は550円程度になる見込みです。