生類憐れみの令
生類憐れみの令
第5代将軍徳川綱吉による、「天下の悪法」。
と、学校教育では教えられた記憶がある。
人間よりも犬の方がエラい!とかね。
ほんと無能である。
対象は犬などの動物だけでなく、「捨て子や病人の保護」も含む。
そう、当時は望まない出産や、面倒を見切れない病人は廃棄の対象だったわけ。
そこで、
「辻番は道路の病人、酒酔いを介抱しなさい」
などのルールを作ったわけなんですね。
※辻番=幕府の見回り隊。
ただい、小池の手下の飲食店のから経済破綻を狙うチンピラとは別。
動物にしても、病気の牛馬を捨てることを禁じています。
労働力としてお荷物になった命は廃棄。
それを禁じたわけです。
え?使えなくなったら捨てるの!?
と令和の今ならびっくりするくらい、精神性が低かったわけです。
さすがに「犬や猫をつなぐ必要はない」というのは次の世代だろうが、以下に精神性が高かったがうかがえます。
なのになぜ「天下の悪法」とまでいわれたか?
それは評価する人間がクソだから、クソから見たら「天下の悪法」というだけ。
まぁ日本の学校教育なんてそんなものです。
学べることは何もありません。
生類憐れみの令。
こんな尊いルールはないんだけどね。